子供の吸収力ってすごい
2020年12月12日
こんにちは!
外出自粛・テレワークメインで、あまり書くネタもなく、さぼっていたブログですが。
記憶に残しておきたい出来事が先日あり、やっと書ける気持ちになったので、書きたいと思います。
※全くお仕事には関係ありません!しかも長文です!
先日、ペットのハリネズミ、ハリー君が病気と老衰で死んでしまいました。
動くこともままらない状態が続いていたので、家族全員、覚悟はある程度できていて、それでも悲しくて。
お庭のお花と一緒に箱におさめて、家の裏に埋めて、みんなで手を合わせました。
その数日後、息子がお墓参りをすると言って、でもすぐに慌てた様子で戻ってきました。
「いなくなってるよ!箱のかけらしかないよ!」
私も急いで見に行くと、埋めたはずの場所がただの穴になっていて、ちぎられてぼろぼろになった箱のかけらが少し残っているだけでした。
おそらくきつねにやられたのだと思います。
もうショックでショックで...。
でも自分のショックは置いといて、息子に見せたくなかったし、すごくショックを受けていて落ち込んでいる息子のことが心配でしたので、こんな話をしてみました。
「お腹を空かせた子ぎつねのために、母さんぎつねが持っていったのかもしれないよ。そのおかげで、子ぎつねの命が助かったかもしれない。悲しいし悔しいけれど、もう亡くなっていたハリー君の命が、次につながったと思いたいよね。」
私自身は犯人ぎつねをつかまえて、ボコボコにしてやりたい気持ちなんですけど、本当は!
だけど息子、この話が心にすとんと落ちたらしく。
目に見えて、落ち込みから回復しました。
お腹を空かせた子ぎつねのためなら、しかたないよね〜なんて納得していました。
そしてさらにその数日後。
夫から、今日感動的なことがあったとの報告がありまして。
息子に「きつね、腹立つよな!」と話した夫に対して、でもね父ちゃん、と、子ぎつねの話を語ったそうです。
私がそう言っていたということではなく、すっかり自分の想いとして、自分の言葉で語っていたようで、そんな考え方ができる子供がいるのかと夫はびっくりしたとのことです。
これは将来ノーベル平和賞を受賞できる子だと!
いや私がそう話したんだよと暴露したら笑ってましたけど。
何気なく私が言ったことを、ちゃんと聞いてくれて、さらに自分のものにしてくれたことが、私はとても嬉しかったです。
そして少し怖くなりました。
子供はいくらでもどんなことも吸収する力がある。
ということは、親がいい加減な発言を日々していたら、それも吸収されてしまうということですよね。
コロナ禍で家族だけで過ごす時間が増えた今、親の責任さらに重大です。
テレビ・Youtube・本。
あまり管理しすぎるのもどうかと思いますが、やっぱりある程度は息子に与える影響を考えて、チェックしてあげるのも親の役割だと改めて思いました。
息子が素敵な人に育つよう、私も素敵な人になれるように努めます!
ではまた!